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こんにちは!Mobile Growth Squadに所属している長尾(@hikaru_nagao_i)です。4月からウォンテッドリーへ入社し、AndroidをメインにWantedlyアプリの開発を担当しています。今回は、現在対応している施策の中で作成した、以下のようなグラデーション付き吹き出しComponentについてご紹介します。 目次はじめに 1.検討したグラデーション付きのComponent案 1-1.没案:Canvasを使用して下三角の吹き出し部分を付け足す 1-2. 没案:テキスト部分と下三角の部分のグラデーション位置を調整する 1-3.採択案:独自Shapeで吹き出しの形を作成してグラデーションをかける 2.独自Shapeを使用した吹き出しComponentの実装詳細 2-1.Shapeを実装するクラスを作る 2-2.pathで吹き出しを描く まとめ はじめにWantedlyの
こんにちは!ウォンテッドリーのVisit Client Growth Squadに所属している佐藤です。今回は、スケジュール遅延に対して制約のあるプロジェクトにおいて、3点見積もりを活用して計画通りに進捗した経験と、その手法についてご紹介します。 目次なぜ高精度な見積もりが必要だったのか 3点見積もりというアプローチ 3点見積もりとパーセント確度によるリスク管理術 ステップ1:見積もりの精度を高めるためのタスク分解 ステップ2:未来を「範囲」で捉え、期待値を算出する ステップ3:見積もりの「ブレ」をリスクとして計画に組み込む まとめ なぜ高精度な見積もりが必要だったのか見積もり精度の不足は、現代のソフトウェア開発プロジェクトにおける遅延リスクの主要な原因の1つです。機能要件の詳細化、品質基準の遵守、そしてステークホルダーからの納期プレッシャーなど、多様な制約が求められる環境において、この問
ある日、自分が開発を担当していたページで「Google Chrome の翻訳機能を使うと正常に表示されない」という報告を受けました。調べてみると、React と Google Chrome のページ翻訳機能(以降 Google 翻訳)の相性の問題であることがわかりました。 既にいくつかの対応策も存在しており、先人たちの知恵を借りて今回の問題も無事解決することができました。ただ、その対応が「なぜ効いたのか」という点についてはいまひとつ腑に落ちないままで、React や Google 翻訳の中で何が起こっているのか好奇心を抱き調査しました。 この記事では、Google Chrome のページ翻訳機能が React アプリケーションにどのような影響を与えるのか、なぜその対策が効いたのかについて React の挙動と Google 翻訳の挙動を観察しながら掘り下げていきます。 なお今回の記事では
こんにちは! ウォンテッドリーのインフラチームでエンジニアをしている加藤 (@kkato) です。 この記事は夏のアドベントカレンダー17日目の記事です。昨日は林 (@python_walker) さんの「UXから考える推薦システムの設計」でした。 本記事では、GitHub Actions上でTerraform Workflowを構築するためのツールである「tfaction」について紹介します。ウォンテッドリーでは2022年からtfactionを導入し、2025年現在も利用しています。私自身、ウォンテッドリーに入社してからTerraformを使い始めたのですが、いまだにtfactionに対する理解が曖昧なまま利用しています。 そこで今回は、自分自身の理解を深めることも兼ねて、tfactionの概要や特徴、導入のメリットなどを整理してみようと思います。TerraformのCI/CDに課題を感
こんにちは、ウォンテッドリーでデータサイエンティストをしている林 (@python_walker) です。この記事は夏のアドベントカレンダー16日目の記事です。 この記事では、推薦システムをUXの観点から見直してみることで得られた気付きや学びを紹介します。私は普段データサイエンティストとしてWantedly Visitの推薦システムの開発に携わっています。最近、データサイエンティストとしてよりユーザーを満足させられる推薦システムを作っていくために、個人的にUXデザインを学んでいました。この記事がデータサイエンティストはもちろん、広くプロダクト開発に携わっている方々の参考になれば幸いです。 目次推薦システムとは何か Wantedly Visit における推薦システムの役割 UXの観点から見た推薦システム UX文脈で捉えるユーザーの目標 推薦システムでの良いUXの実現 まとめ 推薦システムとは
こんにちは。ウォンテッドリーのEnablingチームでバックエンドエンジニアをしている小室(@nekorush14)です。Enablingチームでは技術的な取り組みを社外にも発信すべく、メンバーが週替わりで技術ブログをリレー形式で執筆しています。前回は冨永さんによる「chezmoiでdotfilesを1年間運用した知見について」 でした。今回は「なぜSIer出身者がウォンテッドリーに転職したのか」についてです。 目次はじめに 自分は何者か なぜ転職しようと思い至ったのか なぜウォンテッドリーへ転職したのか ウォンテッドリーへ転職して2週間で感じた所感 これからのキャリアをどのように歩みたいのか まとめ はじめに2025年7月1日付けでウォンテッドリーへ入社しました。入社から2週間が経過し、少しずつ新たな環境に慣れてきたタイミングで自分がなぜ転職しようと思ったのか、実際にウォンテッドリーへ転
こんにちは。ウォンテッドリーでデータサイエンティストをしている角川(@nogawanogawa)です。この記事は夏のアドベントカレンダー15日目の記事です。 この記事ではWantedly Visitのスカウト推薦システムにおけるPost Processの取り組みについてご紹介しようと思います。 目次背景 スカウト推薦において「見たことがないユーザー」を多く表示したい Post Processで見たことがないユーザーを考慮する Wantedly VisitにおけるPost Processの取り組み フィルタリングを加味したPost Process オンラインテストの結果 まとめ 背景スカウト推薦において「見たことがないユーザー」を多く表示したいWantedly Visitでは契約企業向けにスカウト機能を提供しており、スカウト対象となるユーザーを探すスカウト検索画面はスカウト担当者それぞれに対
こんにちは。ウォンテッドリーでデータサイエンティストをしている角川(@nogawanogawa)です。この記事は夏のアドベントカレンダー15日目の記事です。 この記事では、WantedlyにおいてAmazon Bedrockを活用したコンテンツモデレーション業務を半自動化した取り組みについてご紹介しようと思います。 目次はじめに モデレーションのフロー概要 Amazon Bedrockを用いたモデレーションシステム Prompt Cachingによるコスト削減 Bedrock Prompt Managementによるエンジニア・非エンジニアの協働 導入後の変化 まとめ はじめにWantedlyでは、新しくコンテンツが投稿された際にその内容がガイドラインと照らし合わせて適切かどうかを確認する作業(モデレーション)が行われています。現在ではWantedlyのサービス内で新規公開されるコンテンツ
こんにちは!ウォンテッドリー株式会社でエンジニア採用と技術広報を担当している竹内瑞季です。 エンジニア採用って、本当に難しいですよね。私も日頃からセールスチームと話していると、「エンジニア採用を頑張りたいけれども、エンジニアや技術のことがよく分からない」という企業様の悩みをよく耳にします。 そして、現場のエンジニアに相談しようにも「みんな毎日忙しそうだし…」と、声をかけられずにいる方もいるかもしれません。 今回の記事は、まさにそんな悩みを抱えるエンジニア採用担当になりたての方に向けて書きました。「何をどうすればいいのか分からない」という状態から抜け出し、エンジニアのことを理解した上で、能動的かつ積極的な採用活動を行うための具体的な方法をお伝えします。 エンジニア採用は人事だけで完結するものではありません。開発チーム全員を巻き込み、会社全体で取り組むことでより良い採用活動を共に行っていきまし
こんにちは、エンジニアの富岡です。この記事はウォンテッドリー・アドベントカレンダー2025夏の13日目の記事です。 私たちは昨年の夏に福利厚生サービス「Perk」の iOS / Android アプリをリリースしました。このアプリは枠組み部分を Flutter で作り、中身は WebView で構築するというアーキテクチャを採用しています。 この記事では、私たちがなぜこの技術選定を行ったのかという背景、WebView ベースでアプリを開発する上で対応が必要だったこと、そしてリリースから1年ほど経った今の状況からこの技術選定にしてみてどうだったかについてご紹介します。 目次Perk について Perk アプリについて WebView + Flutter という技術選定について WebView 利用の理由 枠組み部分に Flutter を使った理由 プロトタイピングによる実現性の検証 WebV
Wantedlyでプロダクトデザイナーをしているkanon(@prgbunbun)です!Wantedlyで行われている夏のアドベントカレンダー12日目の記事として、誰でも作れてしまう時代だからこそ、非デザイナーの方にも知っておいてほしいデザインの話をしていこうと思います。 生成AIの発達によって、誰でもソフトウェア開発ができるようになりました。知識や経験がない状態でも、生成AIと共にプロダクトを作り上げ、稼ぎを出す人も出てきましたね。 しかし、ソフトウェア開発でまだまだ欠かせないのが、UIデザインです。UIはただの画面上の装飾のことではありません。対象となるユーザーが、どういった流れで画面内の情報を認知していくのか、ボタンを押したらどうなるのか、全体の体験をあらかじめ設計しておく必要があります。この分野は、「インタラクションデザイン」と呼ばれることもあります。 インタラクションデザイン 人
こんにちは、ウォンテッドリーでインフラエンジニアをしている @fohte です。 今回は 2025 年 7 月 11 日 〜 12 日の 2 日間にわたって開催されている SRE NEXT 2025 に参加しました。本記事では Day 1 の参加速報をお届けします! 筆者が参加した SRE NEXT 2023 では 1 日のみの開催で、今回はスポンサーブースもより広くなっており、SRE NEXT の規模も大きくなっていることを実感しています。 モニタリングツール体験パーク SRE NEXT 参加の目的として、セッション聴講はもちろんのこと、日頃から筆者含めウォンテッドリーメンバーが登壇や参加している Japan Datadog User Group (略称 JDDUG) の一員として、会場の一画に用意されているモニタリングツール体験パークのブース担当の役割も兼ねて SRE NEXT に参加
夏のアドベントカレンダー11日目は、ウォンテッドリーでアナリティクスエンジニアをしている木村(@akimu294231)より発信します! 普段はBI Squadというチームの一員として、データ基盤の整備や各部門からの集計依頼対応に携わっています。日々ビジネスサイドやエンジニアと連携しながら、データを「使える形」に変換し、意思決定に活かしてもらうことが私たちの役割です。この記事では、アナリティクスエンジニアが直面する「曖昧な依頼」や「不確実なタスク」にどう向き合い、どのような考え方でタスクを設計・遂行しているかを紹介します。私自身が業務の中で感じていた課題や、実践しているアプローチも交えながら、チームとしてどのように成果に向き合っているかをお伝えできればと思います。 目次要求(Why)と要件(What)の整理 WBSによる構造化と着実な遂行 アナリティクスエンジニアの役割と視点 まとめ 展望
こんにちは、データサイエンティストの市村です。この記事はウォンテッドリー アドベントカレンダー2025夏の11日目の記事です。 本記事では、2025年3月に開催されたデータ分析コンペティションに、平日朝4:30から挑戦するという取り組みの実践記録を紹介します。 「データ分析コンペに参加したいけど、平日は時間が取れない」や「データ分析コンペに限らず、朝の時間をもっと有効活用したい」といった悩みを抱える方にとって、新しいヒントになるような内容をお届けできれば幸いです。 目次なぜ朝に取り組もうと思ったのか 朝4:30から始まるコンペ期間中の1日 気合いではなく仕組みに頼る早起き 早起きは早寝から 強制力を味方につける 目的を明確にする 得られたメリットとコンペの結果 集中力の向上 生活リズムの安定 コンペの結果 仕事への応用 おわりに なぜ朝に取り組もうと思ったのか2025年3月、データ分析コン
こんにちは、QAエンジニアの青柳です。 この記事はウォンテッドリー・アドベントカレンダー2025夏の10日目の記事です。 本記事では、私が中途入社したQA Squad(品質保証チーム)において、約3ヶ月という短期間でどのように課題を特定し、チームの協力のもとで非効率なプロセスを改善し、自律的なチームへと変革を進めてきたかをお話します。 特に、「既存のチーム文化や意思決定プロセスを尊重しながら、いかに加速させるか」というテーマに対し、どのように考え、具体的にどんな実践を行ったのかに焦点を当てています。 この取り組みはQA Squadにとどまらず、組織全体への波及効果を意識して進めてきました。そのため、QAに限らずどのチームでも応用しやすいよう、技術論にとどまらず、チーム変革に役立つ汎用的なアプローチを中心にご紹介します。 目次1.チーム変革のステップと汎用的なアプローチ 1-1.初期の課題解
こんにちは。ウォンテッドリーの Enabling チームでバックエンドエンジニアをしている市古(@sora_ichigo_x)です。 最近はハードスキル寄りのブログが多かったので、今回はソフトスキルの話をしようと思います。 目次はじめに 「いいアイデアだと思ったのに、なぜ通らないのか?」 アンチパターン 最初から「これ一択」で話し始める 一択の提案は不安を呼び込む その提案は本当に比較できているか アイデア自体には価値がある 一択ではなく、選択肢を見せる 「他には?」を先回りする 「AではなくBがいい」と言えるか 結論を急がず、分岐を見せる 具体例:次の四半期の開発計画を立てる 最初に思いついた「これ一択」 一択では質問に答えられない 分岐を用意してみる 最初に思いついた最適解を否定する必要はない テーマを意識する おわりに はじめに「いいアイデアだと思ったのに、なぜ通らないのか?」自分な
はじめにウォンテッドリーでプロダクトマネージャー(以下、PdM)をしているueyamaです。Wantedly Visitのプロダクト改善に日々取り組んでいます。 施策の企画・推進を担うPdMというポジション「ウォンテッドリーのPdMって、実際どんなことをしているの?」という質問を受けることがあります。 PdMの役割について、私たち自身も以前は悩んでいました。一般的なプロダクトマネージャーは、プロダクト全体の戦略策定から施策の実行まで幅広く担うイメージがあるかもしれません。しかしウォンテッドリーでは、「適材適所」や「最適挑戦」といった考えから、PdMの中でもプロダクト全体の戦略や方向性を策定するポジションと、具体的な施策の企画・推進を担うポジションを分け、それぞれが自身の領域に集中できるような体制をとっています。 私はこのうち、後者にあたる”具体的な施策の企画・推進を担うポジション”で、to
こんにちは。ウォンテッドリーのEnablingチームでバックエンドエンジニアをしている冨永(@kou_tominaga)です。Enablingチームでは技術的な取り組みを社外にも発信すべく、メンバーが週替わりで技術ブログをリレー形式で執筆しています。前回は市古さんによる「Rubyで始めるAIエージェント入門」 でした。今回は「dotfilesを1年運用して得た知見について」についてです。 MacBookを新調したり新しい開発環境を構築する際、環境設定やツールインストールに時間を取られ、1日があっという間に終わってしまうことは少なくありません。私自身も以前はPCセットアップに丸1日費やし、業務開始が遅れることが当たり前になっていました。chezmoiでdotfilesを運用するようになってから、この課題を大きく改善できました。本記事ではその具体的な方法と運用して得た知見を紹介します。 目次記
まるで画集をめくる様に、私たちWantedly Designのアウトプットを振り返る「W Art Book」シリーズ。ウォンテッドリーのデザイン組織は、“コミュニケーションデザインチーム”と“プロダクトデザインチーム”に分かれており、この記事ではそれぞれ専門のデザイナーが制作した2024年12月〜2025年5月までのアウトプットを、一部抜粋してご紹介する。 今期はデザイナー主導でWantedly Design主催のイベントを開催するなど、社外のデザイナーと積極的に交流する機会を増やしたり、様々なイベントづくりに携わる半年間だった。 Communication Designコミュニケーションデザインチームのデザイナーは、コーポレート・ブランディングからマーケティング・クリエイティブまで、 Web、印刷物、イベント等の媒体を通して、シゴトでココロオドル体験の価値を伝える仕事だ。 Wantedl
こんにちは、ウォンテッドリー株式会社 執行役員 VPoE の要 (@nory_kaname )です。 私は組織のリーダーの一人であると同時に、CxOのフォロワーでもあります。CxOが掲げる目標に対し、一人の執行役員としてどう関わるのか。常にそれを考えながら、日々の行動を選んでいます。 組織開発を進めるうえで、チームの「軸」となる考え方があります。開発マネージャーは、その軸をぶらさずに意思決定し、メンバーを支援していく必要があります。多くの組織が「こうありたい」と願っていても、実際に体現するのは簡単なことではありません。 私たち自身も、その難しさを日々痛感しています。理想を掲げるだけでは不十分であり、日々の実践と対話を通じて、具体的な行動に落とし込んでいくことが求められます。だからこそ、「どんな場面で、どう振る舞えばよいのか」を具体的に伝え、社内で共通認識として持てるようにしていくことが重要
ウォンテッドリー CTOの安間です。 ChatGPTの登場以来、生成AIの進化は留まるところを知りません。Cursor、Devinといったツールが、私たちの開発現場に急速に浸透しつつあります。世界市場で2023~2025年の年平均成長率は56%で、2028年には最大で1700億ドル(約24兆円)に達すると予想されます(AIビジネス 事業創出・参入戦略2025-2028)。 このような変化の中で、多くのエンジニアは「AIによって身につけなければならないスキルは変わるのか?」「今後エンジニアの職業ってどうなるんだろうか?」と考えているのではないでしょうか。 この記事は、そんな期待と不安が入り混じる想いを抱える、エンジニアの皆さんに向けて書いています。 結論から言えば、生成AIはエンジニアの仕事を奪うのではなく、エンジニアをより本質的な仕事へと解放してくれるパートナーです。ただし、そのためには私
こんにちは!Mobile Growthの朴(パク)です。 5月1日からWantedlyへ入社し、AndroidをメインにWantedlyアプリの開発を担当しています。 チームにジョインしてまだ2ヶ月ほどですが、日々の業務の中でプルリクエスト (PR) 作成やレビューの進め方について「丁寧で分かりやすい」と好評でしたので、いくつか実践していることや意識していることについて紹介したいと思います。 目次はじめに 序論:AI時代に人間が介在する価値 本論:『伝わるPR』と『育てるレビュー』 『伝わるPR』を作成する 『育てるレビュー』を行う 結論:長期的な価値と、その定着のために 終わりに はじめにエンジニアの皆さん、開発において適切なPR作成とレビューは実践できていますか? 多くのエンジニアが日々バージョン管理システムを使い、チームのコードやプロジェクトを管理していると思われます。Wantedl
お疲れ様です。ウォンテッドリーでバックエンドエンジニアをしている水野(@fetburner)です。今回の記事は夏のアドベントカレンダー6日目という事で、前日の原(@chloe463)の記事同様お楽しみ頂ければ幸いです。 Kubernetes をはじめとしたコンテナオーケストレーションシステムの興隆もあり、最近では素の Docker を使うことも少なくなってしまいましたが、コンテナ作成に必要なコンテナイメージの重要性は未だ損なわれていないように思われます。保守性のために Amazon ECS や Cloud Run のようなマネージドサービスを採用している企業も多いと思いますが、それらサービスでもコンテナ作成のためにコンテナイメージを必要としていますよね。 何かと入用になるコンテナイメージですが、ただ動けば良いというものでもなく、必要なファイルのみ含んだ最小限の構成とするのが良いと言われてい
こんにちは。ウォンテッドリーでフロントエンド組織のリーダーをしている原 (@chloe463) です。 この記事では、数ヶ月前我々のプロダクトで起きていた不具合の原因と解決策について解説します。 大きく2つの問題が起きていましたが、一見すると無関係に見えた2つの不具合が、1つの重要な仕組みに起因するものでした。その発見が個人的にはアハ体験だったため、その発見の衝撃や喜びを共有したいと思います。 2025/07/08 追記 公開後に「Next.js には Version Skew を防ぐ機能がすでに含まれているため、他のところに原因があるのでは?」という指摘を頂きました。ありがとうございます。 自分の手元で新規の Next.js アプリケーションを立てて調べたところ、たしかにご指摘の通りでした。 したがって、多くの場合 Next.js を使ったアプリケーション開発において、Version S
この記事は夏のアドベントカレンダー4日目の記事です。 こんにちは。ウォンテッドリーのEnablingチームでバックエンドエンジニアをしている冨永(@kou_tominaga)です。技術の変化が激しい今キャッチアップだけでも大変です。私自身、情報収集の方法を常にアップデートしながら「変化に対応できるエンジニア」であり続けたいと思っています。本記事ではそんな私が日々実践している情報収集法とその考え方をお伝えします。取得する情報の選定やキャッチアップ方針に悩んでいる方にとって、情報収集の参考になれば幸いです。 目次はじめに 情報過多な時代においてなぜ情報収集が大切か 廃れないエンジニアでいるために必要な視点 Feedly(RSSリーダー)で「定点観測」する 技術ブログを継続的に追う意義 RSSリーダーを気軽に確認する方法や習慣 はてなブックマークで「世間の注目」を押さえる 社内Slackで「仲間
こんにちは。ウォンテッドリーの Enabling チームでバックエンドエンジニアをしている市古(@sora_ichigo_x)です。 現在、Enabling チームでは技術的な取り組みを社外にも発信すべく、メンバーが週替わりで技術ブログをリレー形式で執筆しています。前回は冨永さんによる「【計画編】 スカウト機能のマイクロサービス化を辞める判断について」でした。今回はAIエージェントを実装する話をします。 2025年に入り、「AIエージェント」という言葉が急速に浸透してきています。 そしてこれは単に利用ユーザーの関心が高まっているだけではなく、サービスを提供する側にとっても無視できない話です。主要ベンダーのSDKやAPIが次々と整備され、技術的には誰もがAIエージェントを社会実装できる環境が整いつつあります。つまり、AIが当たり前になる世界で、AI機能を持たないプロダクトは競争優位を維持でき
この記事は、夏のアドベントカレンダーの3日目の記事です。 こんにちは、ウォンテッドリーでバックエンドエンジニアをしております平岡です。2025年3月に入社し、現在4ヶ月目を迎えました。普段はWantedly Visitのグロースチーム (User Growth Squad) で、日々プロダクトの課題解決に尽力しています。 今回のテーマは、多くのエンジニアが経験するであろう「見積もり」についてです。私自身、入社後の開発経験を通して得た3つの重要な学びをご紹介し、さらに見積もりというプロセスを通じてどのような成長機会が得られるのかについても深く掘り下げてお話しさせていただきます。見積もり業務に難しさや課題を感じているエンジニアの皆さんに、少しでも役立つ情報が届けば幸いです。 目次見積もりの定義 知見1:見積もりの目的によってやり方を変える 意思決定のための見積もりの場合 計画・実行のための見積
こんにちは! 夏のアドベントカレンダー2日目は、プロダクトマネージャーの吉野 (@SanKatsu32224)より発信します! プロダクト開発の現場では、「この機能は何のためにあるのか?」「この改善はどんな価値を生むのか?」「なぜ今このタイミングでやる必要があるのか?」といった問いが常に生まれます。私はこれまで、エンジニアやデザイナーの方々と協働する中で、技術的な実装の前にこれらの「目的」や「背景」をチームで深く共有することの重要性を痛感してきました。 過去、とある機能の開発で「CVRを5%改善するため」という施策レベルの目的だけを伝えていました。しかし、後に「サービス全体でこのような問題がある。この問題が起きる背景には〇〇〇〇という仮説がある。この仮説検証を行うための戦略的な一手としてこの施策を検証する。この施策でCVRをX%改善を目指す。」と伝えたところ、エンジニアから「それなら、この
こんにちは、夏のアドベントカレンダー1日目担当の 執行役員 VPoE の要 (@nory_kaname )です。 開発組織のマネジメントやチーム運営を通じて日々感じていることをもとに記事にしました。リーダーシップとマネジメントの違いは、書籍的な理論にとどまらず、実際の現場でどのように活きるかをまとめています。 リーダーシップとマネジメント。ビジネスシーンで頻繁に登場する言葉ですが、その違いを正しく理解している人は意外と少ないかもしれません。「リーダーシップが求められる」「マネジメントが甘い」といった表現はよく聞きますが、それぞれが何を指し、どう機能しているのかを正確に説明するのは難しいものです。 現代のビジネス環境では、変化のスピードが早く、チームも多様化しています。その中で成果を出し続けるには、リーダーシップとマネジメントのどちらか一方では足りません。両者の違いと補完関係を理解し、自分の
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